腰椎すべり症

ギックリ腰のように突然、腰が痛みだすと早めに治療をされる方が多いのですが慢性腰痛の場合は我慢が出来てしまうため治療をせずに生活してしまう方が多い傾向にあります。
しかし、その慢性腰痛も「腰椎すべり症」という疾患が隠れている場合があります。

腰椎は(腰の骨)5つの骨で構成されているのですが、腰椎すべり症はその腰椎を支えている組織が加齢や生活習慣によって歪みはじめ、柔軟性や強度を失ってしまい腰椎と腰椎の間にズレが生じてしまった状態です。

代表的な症状として「腰がおもい」、「足がしびれる」、「歩きづらい」などがあります。

そして「ズレ」が悪化してくると神経症状も伴い「間欠性破行」や安静時の痛み、膀胱直腸障害、あしの付け根のあたりの感覚障害などが出てしまいます。

当院ではすべり症が疑われる患者様には医療提携のある整形外科をご紹介させていただき
レントゲンやMRIなどの画像診断を含めて医師の診断をいただき治療方針を決めていきます。

腰椎すべり症の方は患部をかばうことで筋肉に緊張が生じてしまい症状の悪化や柔軟性の低下、筋力の低下などが現れてきます。
それらを防ぐ為にスポーツマッサージや、ストレッチ、電気治療などの物理療法を行って症状を軽減させていきます。

日常生活に支障はない慢性腰痛でも実はいろいろな原因が隠れているかもしれません。
腰に違和感や痛みがある方は一度、検査をしてみてはいかがでしょうか。

Page Top